【2022最新】予算10万円で買えるおすすめゲーミングPC3選!

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

「予算10万円でゲーミングPCを買いたいな。でも性能の良し悪しも分からないし、どれを買えば良いか分からないからおすすめを知りたい」

ゲーミングPCが欲しい人でこんな疑問を持っている人も少なくないですよね。

本記事では、

  • 10万円のゲーミングPCで快適にゲームができるのか
  • 予算10万円でゲーミングPCを選ぶポイント
  • 10万円で買えるおすすめのゲーミングPC

についてお伝えしていきます。

本記事では、初心者にも分かりやすいように各パーツの性能にも焦点を当てて解説しているので、「ゲーミングPCを10万円で買いたい」と思っているすべての人の疑問を解決できます!

ゲーミングPCの価格相場は?10万円は安すぎる?

結論からですが、平均で15万円前後が相場なので安い方ではあります。その分当然ですが、現在発売されている最新モデルと比較するとLow~Lowに近いミドル性能になってしまいます。

私自身も3年前にサブPCで10万円前後のゲーミングPCを購入しましたが、今現在のミドルスペックと比較すると「Lowスペックだな」と感じましたね。今思えば少し後悔しています。

理由は性能面で劣化を強く感じてしまうからです。オンラインゲームも日々新作が発表されていたり、既存のオンラインゲームもアップデートを重ねることで要求スペックが上がる恐れがあります。

予算10万円のゲーミングPCをおススメできる層としては「最新ゲームをプレイしない」「FPS値等、性能が影響する部分へ強い拘りが無い」このような方向けでしょう。

ゲーミングPCは10万円で買えるの?快適に遊べる性能はある?

10万円のゲーミングPCを見つけた際「安い」「購入したい」と思うでしょう。しかし「快適にゲームプレイができるのか不安」「少し背伸びして15万円以上のPCにした方がいいんじゃ?」と疑念を持つ方も多いと思います。

私自身も同程度の性能であれば安い方を選択して購入しますが、今の市場価格で10万円のゲーミングPCを見つけると疑ってしまうのが本音です。

なので10万円のPCでも快適にゲームプレイはできるのか、15万円ゲーミングPCとの明確な違いはあるのか、細かく見ていきますね。

十分快適に遊ぶことができる

結論を言うと10万円のゲーミングPCでも「Apex Legends」「VALORANT」「フォートナイト」等の流行りのタイトルも、設定次第では144FPSで快適に遊べます。

ただし留意すべき点としては、アップデートで要求スペックが上がってしまった場合、144FPSが安定的に出せなくなる可能性もあります。

理由として10万円のゲーミングPCでは、上記の3タイトルで快適に144FPSを出せる設定が最低設定に限られてしまうからです。とはいえ、たまに友達と数時間遊ぶ程度であれば問題はないです。

15万円のゲーミングPCとの違いは?

15万円のゲーミングPCと10万円のゲーミングPCでの違いは、各パーツの性能の差になります。GPUで例を出してみましょう。

10万円ゲーミングPC搭載GPU3D Mark (ベンチマーク)15万円ゲーミングPC搭載GPU3D Mark (ベンチマーク)
GTX-16503669RTX-30608867
GTX-1660 super 6122Radeon RX 6650 XT9987

見てわかる通りですが、15万円のゲーミングPCに搭載されたGPUが1.5倍~2倍以上の性能値となっています。

10万円ゲーミングPCでは144fpsが限界値です。対して15万円ゲーミングPCであれば240fpsは難しいですが、200fps以上は発揮できる性能です。

当然ですが、上限144fpsでプレイするのであれば高画質設定にしても快適プレイが可能です。

さらに15万円ゲーミングPCに搭載されているパーツは、発売から1~2年以内の最新ミドルクラスです。10万円ゲーミングPCと比較して、性能面で劣化を感じることもありません

10万円のゲーミングPCを選ぶときの注意点は?

10万円で購入できるゲーミングPCは一般的にはエントリー向けモデルとなっています。初めてゲーミングPCを購入する方向けですね。

あくまで現時点で人気のタイトルを軽くプレイする分には問題ないということです。

そのため1~2年後には、性能面で「スペック足りない.」「あの時背伸びしてでも最新に近いモデル買っとけばよかった」なんて後悔する可能性もあります。

購入する際には「最新ゲームは満足にプレイできない」「性能面での劣化を強く感じる」この2点に注意です。ではそれぞれ細かく見ていきましょう。

超重量級の重いゲームを快適に遊ぶのは難しい

10万円のゲーミングPCでは、推奨スペック値が高い「BF2042 Halo Infinite Farcry6」これらの最新ゲームを快適にプレイするのは難しいです。

検証も兼ねて以前に私のサブPC(Core i5 10400+RTX-2060 Super)で「Halo Infinite」をプレイしましたが、最低設定まで下げればプレイはスムーズにできました。

しかしタスクマネージャーで見るとCPU/GPU共に使用率が常に70%以上CPUは100%に到達することもありました。それにPCがかなり熱を持つので不安でプレイに集中できませんでした。

メインPC(Core i7 12700+RTX-3080)でもプレイした結果、CPU/GPU使用率も100%に到達せず40%~70%で安定していました。ですのでこれくらいの性能は必要になるでしょう。10万円のゲーミングPCでのプレイは厳しいですね。

性能面での寿命は短い

今発売されている10万円前後のゲーミングPCでは、先ほど参考に挙げた「Halo Infinite」をプレイするにはスペック不足です。

それに加え、今後は今以上にスペックが要求されるゲームもリリースされていくでしょう。

後々「性能不足だな」と感じるタイミングが早くなりますし、やりたいゲームが満足にプレイできず、狭いプレイ環境に囚われることになりかねません。

ゲーム制作は年々進化、それに比例してゲーミングPCの性能も年々向上しています。1年後に発売される10万円のゲーミングPCの性能は、今の10万円のゲーミングPCと比較して性能が2倍に跳ね上がっている可能性もあります。

長く快適なゲームプレイを目的にするならば、15万円以上のゲーミングPCを検討したいですね。

予算10万のゲーミングPCの選び方は?

予算10万円でゲーミングPCを選ぶ時のポイントとして一番着目すべき点は、やりたいゲームの推奨スペックをクリアしているのかです。

推奨スペックより少し上を指標にすると良いです。なぜなら推奨スペックは目安でしかないため、さらに要求されるスペックが引き上げられる可能性があります。

幸いなことに「Apex Legends VALORANT フォートナイト」くらいであれば、予算10万円でも推奨スペック以上のゲーミングPCを購入できます。

ここでは予算10万円ゲーミングPCで採用されている、おすすめの各パーツを紹介していきます。

10万円以下で選ぶCPU

総額10万円のゲーミングPCでおすすめできるCPUを紹介していきますね。

IntelAMD
Core i5-12400Ryzen 5 4500
Core i5-11400HRyzen 5 4500 U

予算10万円で各パーツとバランスを取り性能を発揮できるCPUはこの通りになります。ちなみに上段がデスクトップ、下段がノートPCのCPUです。

予算10万円のCPUであればIntel Core i5-12400またはRyzen 5 4500が打倒ですね。背伸びしてCore i7やRyzen 7にすると、バランスが釣り合わずボトルネックの原因になります。

それに予算もオーバーしてしまうため、この2つが予算10万円では妥当なCPUになります。

10万円以下で選ぶGPU

予算10万円でコスパと性能が良いGPUは以下の2択になります。

GPU
GTX 1650
GTX 1660 Super

この2つであれば大抵のゲームを快適にプレイできるだけの性能は十分です。それでいて圧倒的にコスパが良いです。

GTX 1650とGTX 1660 Superは3万円以下で購入できるため、予算10万円で採用できるGPUではトップ性能になります。

予算が10万円しか出せない状況であれば、GTX 1650GTX 1660 Superのどちらかを選ぶと良いでしょう。

10万円以下で選ぶメモリ

10万円だと初期構成ではメモリ8GBが多いです。しかし8GBでは満足にゲームプレイできる環境とは言えません。最低でも16GBにカスタムした方が、今後使用していく上でも安心です。

理由は、現状リリースされている人気タイトルゲームでは、必要動作環境が最低メモリ8GBとされているためです。これはあくまでもゲームを動かすのに必要な最低限のメモリ数です。

メモリは不足しているとフレームレートが安定しないですし、ゲームが落ちる原因にもなります。メモリは妥協してはいけません。

メモリは比較的安価で増設の検討もしやすいです。初期構成が16GBであればOK、8GBであれば16GBに増設も視野に入れましょう。

10万円以下で選ぶストレージ

SSDはHDDと比べて、ロード速度や読み書きに掛かる時間の短縮を実現しています。

ゲームをプレイするのであれば、予算10万円で選ぶ場合でも絶対にSSDをおすすめします。

最低でも初期SSD500GBは必須余裕があれば1TBにしておくと安心です。それかサブストレージでHDD1TB以上を初期でカスタムするのもおすすめです。

HDDはSSD増設に比べて費用も安く済みます。HDDはファイル保存用に検討しておくと良いでしょう。

おすすめ構成は「SSD500GB+HDD1TB」です、お財布と相談してSSD1TBも検討しましょう。

10万円で買える安いおすすめゲーミングPC3選!

できる限り10万円以下で購入できるゲーミングPCに絞りたかったのですが、10万円以下だとGPUが内蔵GPUに限られてしまいます。ですので多少オーバーしているモデルがあります。

こちらの3つのモデルはCPU/GPUを始め、10万円で前後で実現できる理想を体現したモデルになります。

では各モデルを1つずつ見ていきましょう。

【ドスパラ】Lightning AH5 Ryzen5 4500搭載モデル

まず1つ目の10万円で買えるモデルはドスパラから発売されている「Lightning AH5」になります。

構成内容はこちらになります。

CPURyzen 5 4500
GPUGTX-1650
メモリ16GB
ストレージSSD500GB
価格99,980円(税込)

予算10万円で購入できるエントリーモデルとしては圧倒的におススメですね。

各パーツの目標値を突破しているため「Apex Legends VALORANT フォートナイト」程度であれば、144FPSでプレイできます。

現時点で10万円以内で購入できる最高のゲーミングPCといっても過言ではありません。

ファイルやデータを多く扱う人にはストレージ量が少し不安というくらいです。もう少し出せるのであればHDD1TB追加してもよさそうですね。

【パソコン工房】LEVEL-M0P5-R41-RJX-L 

そして2つ目です。少しだけオーバーしてしまいますが、およそ10万円で購入可能なモデル「LEVEL-M0P5-R41-RJX-L 」になります。

各パーツの構成内容はこちらになります。

CPURyzen 3 4100
GPUGTX-1660 Super
メモリ8GB
ストレージSSD500GB
価格104,800円(税込)

10万前後であれば2番目におすすめできるモデルになります。

ただし懸念点はCPUの弱さとメモリの少なさにあります。メモリを16GBにすれば問題ないです。

ただし、CPUがすぐに力不足と感じてしまう可能性があるので注意しましょう。

GPUがGTX-1660 Superとパワフルなので、CPUをもう少しグレードアップしたいところではあります。

2~3年程度の使用であれば問題なく、快適にゲームライフを送れるでしょう。

【ドスパラ】Magnate MH

最後に3つ目です。11万円を超えてしまうモデル「Magnate MH」ですが、性能は価格相応に申し分のないスペックを備えています。

構成内容はこちらになります。

CPUCore i5 12400
GPUGTX-1650
メモリ16GB
ストレージSSD500GB
価格114,980円(税込)

11万円台と少々値段が張りますが、10万円前後のPCの中では群を抜いておすすめできますね。

各パーツがパワフル且つバランスがとれているので、特にカスタムする必要性がないです。

10万円台のPCは、どうしてもミニタワーやスリムタワーになってしまい、拡張性が低くなりがちです。

しかしこちらのモデルはPCケースも大きめで拡張性もあるため、「グラボだけ今後換装したい」といった希望も叶えられる仕様になっています。

今後カスタムを視野に入れるなら、2~3年と言わず4~5年は使い続けられるため、予算が少し捻出できる方にはおすすめできますね。

よくある疑問点

中古で10万円以下のゲーミングPCをたまに見かけるけど、購入してもいいのかわからない方も多いと思います。

私自身も学生の頃は使えるお金にも限りがありましたし、なるべく安くて性能がいいモノが欲しいと必死に探していましたね。

当時の私も中古PCや自作PCにするか、新品BTOにするか悩んでいました。ですが結局、少しお金を貯めて10万円後半のBTOを購入しました。

では当時、なぜ中古や自作を選ばなかったのか?理由を含めてそれぞれ見ていきましょう。

中古で買っても良い?

中古PCメリットは「安い」それだけしかありません。メリットが1つだけに対してデメリットが2つあります。

1つ目は、性能自体はミドル以下である点です。ミドル以下のPCを購入するくらいなら、15万円前後のミドル以上を購入した方が、この先数年は安心して使用できるからです。

2つ目は、中古のパーツで構成されているのでいつ壊れるか分からない上に、保証も基本的にありません。購入してから短期間で故障しても、自分で修理するしか手段がないです。

自分で対処できる知識があるなら、中古PCを購入するのも1つの手段です。知識のある人は故障原因の特定や対処法もお手の物ですからね。

知識のある人以外には安いとはいえ、中古PCをおすすめできません。予算が10万円であればもう少しお金を貯めて15万円以上のBTOを購入される方が良いでしょう。

自作した方が安い?

現在は安価でゲーミングPCの供給が確立されているので、自作PCと値段は変わらないです。

仮に全パーツが相場より安く仕入れられたとしても、知識が無ければ自作はおすすめできません不具合や万が一故障した場合に対処できないからです。

PCパーツは静電気等で破損もありえる精密部品です。仮に組み立てられたとして、製作過程で破損した場合に取り返しがつきません。

それに比べてBTOはコスパが良いですし、完成された状態なので組み立てる必要もなく保証も付いています。万一の初期不良や故障した場合でも対応してもらえますからね。

下手に自作PCを作るならBTOを購入する方が安心安全です。

まとめ

本記事では、予算10万円のゲーミングPCに着目し、購入する際の目安となる各パーツとおすすめのPCモデルを紹介しました。

紹介した内容を踏まえ、10万円で購入するゲーミングPCの目安は以下の通りとなります。

  • CPUはRyzen 5 or Core i5
  • GPUはGTX-1650 or GTX-1660 Super
  • メモリは16GB
  • ストレージはSSDで500GB

なお、RTX-4000番台の発売も発表されているため、BTO販売業者は近々セールを行う可能性もあります。セール時を狙えば10万円でさらにハイグレードなゲーミングPCを購入できる可能性もあります。

各販売ショップを欠かさずチェック、お得にゲーミングPCを購入しましょう!