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ストリーマー・プロゲーマーの影響から、fpsゲームタイトルが盛り上がりを見せており、ゲーミングPCを取り扱うメーカーも増加傾向にあります。
しかし、メーカーから発売されている製品の多くはシンプルなケースを採用しており、地味な見た目であることから「おしゃれに拘りにくい」と、不満に思う方もいることでしょう。
近年では、白いPCケースも多数製品化されており、見た目もカッコよく、憧れを抱いて購入できるメーカーを探している方もいると思います。
そこで本記事では、おしゃれにも拘れる白いゲーミングPCおすすめ紹介をはじめ、以下の内容で解説します。
- 白いゲーミングPCについて
- 使用する上でどんなメリットがあるのか
- 白いゲーミングPCが購入できるメーカー
- 白いゲーミングPCおすすめ4選
- 白いゲーミングPCの注意点
白いゲーミングPCが気になっている方向けの内容でまとめているので、白いゲーミングPCが気になっているなら、目を通していただければ幸いです。
目次
白いゲーミングPCとは?メリットは?
ゲーミングPCに対し、大手メーカー製ケースをはじめ、シンプルなブラックカラーをイメージされる方も多いでしょう。
白いゲーミングPCと言われても「白色もあるの?」「自作するしかない、と思ってたけど違うの?」と、ゲーミングPCに対する知識がなく、分からない方もいらっしゃると思います。
そこでここでは白いゲーミングPCの解説をはじめ、使用するメリットも紹介します。
PCケース(外側)が白いゲーミングPC
メーカーから発売されているゲーミングPCの場合、シンプルなブラックケースやメーカーオリジナルケースが使用されるのが一般的です。
ですが、中には自作向けに発売されている白いPCケースを使用し、パーツを組み合わせることで、BTOとして販売していることがあります。
上記のような製品が「白いゲーミングPC」と呼称されており、その名の通り、白色の外観が特徴です。
細かい性能差を除き、カラーリング以外は他製品と比較し、大きな違いはありませんが、白いPCケースは他のケースにはないオリジナリティが追及できます。
白いゲーミングPCはインテリアとしても映える
白いゲーミングPCは白い外観が部屋の雰囲気にマッチしてくれるので、インテリアとしての存在感が発揮可能です。
もちろん、単体でも雰囲気を出せますが、白いケースはLEDとの相性がとても良く、白ケース×LEDでPCを組み上げることで、部屋に独自のカッコよさや雰囲気を演出できます。
白いPCケースは、ストリーマーやプロゲーマーが使用しているような「光るゲーミングPC」を構築しやすいですし、景観を損なうことなく、ワンポイントアイテムとして機能してくれます。
多くのゲーミングPCは黒なので白いPCは珍しくて所有していて満足感がある
近年では、様々なPCメーカーからゲーミングPCが発売されていますが、多くの製品で「ブラックケース」「メーカーロゴ入りケース」が使用されています。
白いゲーミングPCは、限られたメーカーで購入する以外では自作するしか入手方法がないため、BTO製品としての市場流通量は非常に少ないです。
白いPCケースを採用しているメーカーは少数であり、珍しい部類に入ることから被ることもないので、高い満足感が得られます。
白いゲーミングPCが買えるBTOメーカーは?
近年はストリーマーやプロゲーマーの活躍の影響もあり、あらゆるメーカーからゲーミングPCが発売されていますが、全てのメーカーが白いゲーミングPCを製品化し、販売しているわけではありません。
ブランドを優先しているメーカーは「ブランドロゴ入りケース」が基本ですし、ゲーミングPCを安く提供しているメーカーはコストを抑えるため「シンプルorブラックケース」を採用するのが一般的です。
白いゲーミングPCの入手方法としては「自作」も在りますが、知識が必要なので初心者には難しいですし、「既に組み上げられたBTOを購入したい」と思われる方もいると思います。
そこでここでは、白いゲーミングPCが購入できるメーカー4社をピックアップし、各メーカーごとに特徴などを解説します。
マイニングベース
まずはマイニングベースですが、比較的新しく参入したメーカーであり、白いゲーミングPCをはじめ、RGBライティング機能など、見た目に拘れるゲーミングPCを豊富に取り扱っています。
15万円前後のミドルスペック~50万円を超えるハイスペックまで、展開されていますが、ケース・内部パーツに拘っている分、他メーカー同性能品と価格を比較すると、コスパは良いとは言えません。
ですが、購入したパソコンへの永久期間保証サービス・無料増設サポートを展開しており、保証内容はゲーミングPCメーカーの中でも充実しているので、初心者にもおすすめできるメーカーです。
ストーム(STORM)
続いてはストームですが、BTOメーカーとしての歴は20年を超えており、これまでに信頼と実績を積み上げてきた老舗メーカーです。
15万円前後ミドルスペック~60万円前後ハイスペックまで、職人の手作業で組み立てられた、見た目に拘れるゲーミングPCが展開されています。
ただ、他メーカー同性能品と比較すると、ケース・内部パーツに拘って構成されている分、コスパは決して良いとは言えません。
ですが、1年間無償保証・有償2年間追加保証が用意されているだけでなく、期限に限りはありますが「初期不良保証」が利用可能であり、保証内容としては十分に充実しています。
送付・返却時の送料も相互負担なので、良心的なサービスと評価されています。
サイコム
続いてはサイコムですが、シンプルな見た目~カッコよい見た目まで、幅広い製品が展開されており、購入時に行えるカスタマイズの自由度の高さが特徴です。
10万円後半ミドルスペック~40万円を超えるハイスペックまで販売されていますが、初期構成ではややパワー不足感があり、カスタマイズ前提となるため、定価+数万円以上の費用を想定しておく必要があります。
ケース・内部パーツ・冷却システムと拘って製作されている分、コストパフォーマンスは際立って悪く、なるべく価格を抑えて購入したい方にはおすすめできません。
1年間無償保証・有償2年間追加保証など、保証内容自体は充実していますが、初期不良時以外の送料は購入者全負担となりますし、購入製品次第では有償加入費用もかなりの金額が必要になります。
広くカスタマイズし、オリジナルBTOを購入するには最適ですが、初心者の方・あまり予算が捻出できない方には不向きなメーカーです。
パソコンショップSEVEN
続いてはパソコンショップSEVENですが、高品質なパーツの中から自由なカスタマイズが行えるのが特徴であり、初心者へのサポートも充実しているメーカーです。
10万円後半ミドルスペック~60万円を超えるハイスペックなど、豊富に展開されていますが、こちらも同様にカスタマイズを前提にしているため、定価+数万円以上の費用を想定しておく必要があります。
ケース・内部パーツに拘って製作されている分、コストだけを見れば高価ですが、高品質なパーツを使用しているので、コストパフォーマンスは評価されています。
1年間無償保証・有償3年間保証が用意されており、購入から2週間以内であれば「初期不良保証」も利用できるので、保証内容は充実しています。
ただし、有償保証は購入価格10%の費用が掛かるため、高価であるほどに加入費用が高額になる点には注意が必要です。
おしゃれで白いおすすめゲーミングPC4選!
これまで白いゲーミングPCの解説をはじめ、メリットや購入できるメーカーを紹介しましたが、「性能に対するコスパが良いのか不安」と、迷う方もいると思います。
そこでここでは、先ほど紹介したメーカーの中から、おすすめの白いゲーミングPCを4つピックアップして紹介します。
- マイニングベース
「Astromeda AQUA V2 Snow Edition」 - ストーム
「PG-X137T」 - サイコム
「G-Master Velox II Intel Edition」 - パソコンショップSEVEN
「ZEFT Z35DQ」
では、早速見ていきましょう!
Astromeda AQUA V2 Snow Edition
CPU | Core i7-13700F |
GPU | RTX-4070Ti |
メモリ | 16GB LED DDR4 |
ストレージ | SSD480GB |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
価格 | 335,280円(税込) |
「Astromeda AQUA V2 Snow Edition」はマイニングベースで発売されているゲーミングPCの中では、ハイスペックに相当するモデルです。
最新CPU+最新GPUを組み合わせているので、あらゆるゲームが快適にプレイできますし、ケース・内部パーツも拘って製作されており、おしゃれも演出できます。
具体的には、人気の「Apex・フォートナイト・VALORANT」などのゲームを240fps張り付きで快適にプレイできるので、圧倒的な有利であっという間に高ランク帯に行けること間違いなしです!
他にも、最新の重いゲーム「FORSPOKEN、ホグワーツレガシー」も4K画質でも快適で、最高に綺麗なグラフィックを堪能できるでしょう!
ただ、初期構成のメモリ・ストレージ容量では不足する可能性があるため、不安な方は増設も視野に入れておきましょう。
最新パーツ+おしゃれで構成されているにも関わらず、30万円台前半で購入できるのは非常にコスパが良く、悩んでいる方には一番におすすめしたいモデルですね。
さらに、「マイニングベース」のゲーミングPCは、保証がどのBTOメーカーよりも充実しており、具体的には以下の通りです。
- 「永久修理保証(パーツ代の負担のみ)」:購入から何年経っても有効
- 「無料増設サポート(パーツ代の負担のみ)」:性能が足りなくなった時にパーツを交換してもらえる
特に「無料増設サポート」があるメーカーは無く、性能が足りなくなったら増設してもらえるので、今後も長く使っていくことができます。
PG-X137T
CPU | Intel Core i7-13700 |
GPU | RTX 3070Ti |
メモリ | 32GB DDR5 |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
価格 | 238,000円(税込) |
「PG-X137T」はストームで発売されているゲーミングPCの中では、ミドルスペックに相当するモデルです。
「Core i7-13700+RTX3070Ti」とパワフルな基礎パーツを搭載しつつ、DDR5メモリ・1TBSSDも初期搭載されているので、ゲームプレイ・動画編集等もサクサク行えます。
具体的には、「Apex・フォートナイト・VALORANT」などの人気ゲームを、設定次第では240fpsで快適にプレイできるので、あっという間に敵をなぎ倒して高ランク帯にうなぎ登りでしょう!
他のゲームも、144fps以上のフレームレート張り付きで快適にプレイできる高い性能があります。
さらに、「Core i7-13700」搭載なので、TwitchやYouTubeなどでゲーム配信も快適にでき、楽しい時間をたくさんの人と共有できます!
白いスタイリッシュケースをベースにし、RGBファンがカッコよさを表現しているので、インテリアとしても存在感をしっかり発揮してくれます。
初期構成ながらも性能が充実しているにも関わらず、価格が25万円を切るというコスパの良さもおすすめです。
G-Master Velox II Intel Edition
CPU | Core i5-13400F |
GPU | RTX-3060 12GB |
メモリ | 16GB DDR4 |
ストレージ | SSD500GB |
電源 | 650W 80PLUS GOLD |
価格 | 186,920円(税込) |
こちらはサイコムで発売されているゲーミングPCの中では、エントリー向けのモデルです。
エントリー向けではありつつ、最新「Corei5-13400F+RTX-3060」が搭載されているので、あらゆるゲームで144fps~200fpsを狙えます。
ただ、電源容量は小さめで拡張性は低いため、「あまり予算が捻出できない、だけど見た目に拘りたい」方向けのモデルとなります。
突出した性能はありませんが、コストに対する性能自体は申し分なく、それでいて費用も安く抑えられるという点でおすすめです。
もちろん、サイコムのゲーミングPCはフルカスタマイズ可能なので、「RTX3060」よりも高性能なグラボに変更することも可能で、240fpsで快適にプレイしたいならカスタマイズもおすすめです!
ZEFT Z35DQ
CPU | Core i7-13700 |
GPU | RTX-4080 |
メモリ | 16GB DDR4 |
ストレージ | SSD1TB |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
価格 | 439,780円(税込) |
こちらはパソコンショップSEVENで発売されているゲーミングPCの中では、ハイスペックに相当するモデルです。
最新CPU+最新GPUを組み合わせつつ、SSDも1TB確保されているので、快適なゲームプレイをはじめ、ファイルを多数扱い場合も心配が要りません。
メモリは16GBとややパワー不足ですが、メモリのカスタマイズ程度なら安く抑えることが可能です。
最新パーツだけでなく、見た目や内装にも拘れるにも関わらず、45万円を切る価格はコスパが非常に良く、予算を用意できる方にはおすすめです。
白いゲーミングPCの注意点は?
これまで白いゲーミングPCやメリット解説をはじめ、おすすめのメーカー&PCを紹介し、「白いゲーミングPCを購入しよう」と決意された方もいると思います。
ですが、白いゲーミングPCはいくつか注意点が存在しており、購入前に把握しておかなければ、後悔してしまう可能性もあります。
せっかく購入するなら、購入の後悔は回避したいですよね。
そこでここでは、白いゲーミングPCの注意点3つを解説します。
ホコリなどの汚れが目立つ
白いゲーミングPCはLEDと合いやすく、部屋の雰囲気にも馴染んでくれるので、インテリアとして存在感を発揮してくれますが、汚れや傷が目立つというデメリットがあります。
汚れに関しては定期的にメンテナンスを行えば問題はありませんが、傷に関しては目立つ上に消せないため、扱いには注意が必要です。
白いゲーミングPCをなるべく綺麗に保つためには、傷を付けないように細心の注意を払って扱う必要があり、汚れがこびり付かないように定期的なメンテナンスが必須となります。
白いゲーミングPCは種類が少なくて選択肢が少ない
メーカーが発売しているゲーミングPCは、黒いPCケースを採用した製品が多く、白いゲーミングPCの製品数は極端に少ないです。
徐々に取り扱うメーカーも増えてきてはいますが、それでも全体で見ると極めて少数となるため、好みのデザインを見つかるとは限りません。
偶然、気に入るデザインの白いゲーミングPCが見つかれば良いですが、好みの白いゲーミングPCが見つからない場合は「妥協する」か「自作」に限られてしまう点は把握しておきましょう。
中身まで全部白のゲーミングPCは無い
白いゲーミングPCはケース単体でも強い存在感を発揮できますが、良さをより引き立ててくれるのが、相性が良いRGB/LED機能です。
ただ、これはケース自体に備わっている機能ではなく、「RGB搭載ファン・メモリ・冷却システム」これらのパーツを白いケース内に搭載することで、白いケース×RGB/LEDが成立しています。
さらに「白いグラフィックボード・マザーボード」はメーカーでも取り扱っておらず、黒いパーツのみとなってしまうため、細部まで白で統一されたBTO製品は存在しません。
どうしても細部まで完全に白で統一したいのであれば、「構成パーツ・ケース」を単体で購入し、自作するほかに選択肢がありません。
まとめ
本記事では、おしゃれに拘れる白いゲーミングPCおすすめ紹介をはじめ、白いゲーミングPCについて、解説しました。
解説した内容を踏まえて、要点をまとめると以下の通りとなります。
- オリジナリティがあり、インテリアとしても映える
- ケースや内装のコストに比例するため、コストは掛かる
- 製品数が少なく、お気に入りが見つかるとは限らない
- カッコいい反面、傷や汚れも目立つので注意が必要
白いゲーミングPCはオリジナリティ溢れるカッコよさが演出できますが、製品数が限られており、コストも高く付いてしまうため、購入するなら予算を確保しておきましょう。
注意点もいくつかありますが、魅力的であることは違いないので、ぜひお気に入りを選び出していただければ幸いです