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「ゲーミングPCと動画編集用PC、何が違うんだろう?」
「ゲーミングPCでも動画編集はできるのかな?」
このように思ったことはありませんか?
ゲーミングPCと動画編集用PCは、表向きのスペックはあまり変わらないため、何が違うのかわからないという方も多いと思います。
そこで、この記事では、ゲーミングPCと動画編集用PCの違いを解説します。
また、ゲーミングPCで動画編集はできるのか、動画編集ができるゲーミングPCの選び方などについても解説しているので、ぜひ最後までお読みください!
6分くらいで読めて、ゲーミングPCと動画編集用PCの違いから、自分に合ったゲーミングPCの選び方が理解できますよ。
目次
ゲーミングPCで動画編集はできる?違いは何?
結論を言うと、ゲーミングPCでも動画編集はできます。
では、ゲーミングPCと動画編集用PCとの違いは何でしょうか。
ここでは、ゲーミングPCと動画編集用PCの違いを解説します。
ゲーミングPCでの動画編集は可能!
実は、ゲーミングPCでも動画編集は可能で、ゲーミングPCと動画編集用PCはそこまで違いがありません。
では、この2つは何が違うかと言うと、ゲーミングPCと動画編集用PCでは「GPUの得意分野」が異なります。
ゲーミングPCでは「DirectX」。動画編集用PCでは、「OpenGL」というインターフェースにGPUが最適化されています。
DirectX
- Windowsで、ゲームを遊べるようにと開発されたインターフェース
- ゲームや動画のグラフィックの処理をできるようにしている
- OpenGLに比べて、リアルタイムで表示することに優れているため、ゲームに向いている
- 「GeForce」や「Radeon」など
OpenGL
- 3D表示を得意としたインターフェース
- DirectXに比べて、より正確な表示ができるため、ゲームよりも動画編集に向いている
- 「Quadro」シリーズなど
このように、それぞれ得意分野は多少異なるものの、どちらもスペック自体には大きな差はありません。
しかし、最近ではゲーム用と動画編集用のどちらも差が埋まってきているので、過度に心配する必要はないでしょう。
とは言え、動画編集でエンコードの速さを求めるならCPUやGPUの性能が高いゲーミングPCが必要です。
また、動画編集をするならメモリの容量も大切で、ゲーミングPCならどのPCでも動画編集が快適にできるというわけではありません。
動画編集もできるゲーミングPCの選び方に関しては後述しているので、そちらもご参考にしてください。
逆に動画編集向けPCでもゲームのプレイが可能
動画編集向けPCは、CPU性能やメモリ容量など、基本性能が高いため、問題なくゲームをプレイできます。
ただし、快適にゲームをプレイしたい場合は、グラフィックボードの性能に注意しましょう。
ゲームと動画編集だと、ゲームの方がよりGPUの性能が大切になってきます。
そのため、ある程度高性能のGPUでないと、ゲームを快適にプレイできないため、ゲームをしたい場合はGPUの性能も重視しましょう。
動画編集に最適なゲーミングPCの特徴(スペック)は?
ここでは、動画編集を快適にできるゲーミングPCの選び方を解説します。
それぞれのパーツで必要なスペックをご紹介しているので、ぜひご参考にしてください。
動画編集に最適なCPU
最低でもCore i5・Ryzen 5を選びましょう。
YouTube動画の編集や、ゲームのクリップを作る程度なら、Core i5・Ryzen 5でも十分です。
しかし、より快適に編集した場合や、4K動画の編集をしたい場合はCore i7・Ryzen 7を選ぶようにしましょう。
動画編集に必要なメモリ容量
最低でも16GBを選びましょう。
複数の作業をしたい場合(動画編集+ブラウザ+画像の加工など)は、メモリ容量が必要になってきます。
そのため、より快適に動画編集をしたい場合は、32GBがおすすめです。
また、4K動画やより複雑な処理が必要な場合も32GBを選ぶのが良いでしょう。
動画編集に必要なストレージ容量
動画編集をするなら、最低でも512GB、できれば1TBは欲しいです。
動画編集をする頻度にもよるが、ゲームと動画どちらも保存していると、容量はすぐになくなります。
そのため、よく動画編集をする人や、いろいろなゲームで遊ぶ人は最低でも1TBは用意しておきましょう。
また、動画素材によっては容量が大きくなるので、HDDなどで2TB以上の容量も視野に入れることをおすすめします。
動画編集におすすめのゲーミングPC3選!
ここでは、動画編集におすすめのゲーミングPCを3つご紹介します。
- 価格重視のゲーミングPC
- コスパ重視のゲーミングPC
- 性能重視のゲーミングPC
上記の順でご紹介しているので、ぜひご参考にしてください。
LEVEL-M0P5-R45-NAX
価格 | 134,800 円(税込み) |
CPU | Ryzen 5 4500 |
GPU | RTX 3050 |
SSD | 500GB NVMe対応 M.2 SSD |
HDD | ー |
メモリ | 16GB DDR4-3200 |
電源 | 700W 80PLUS BRONZE認証 ATX電源 |
簡単なものでいいから動画編集をやってみたいという方におすすめのゲーミングPCです。
価格は安いですが、動画編集をするのに必要な最低限の性能はあるため、ある程度動画編集をこなせます。
また、RTX 3050を搭載しているため、ゲームも快適に遊ぶことができます。
まだゲーミングPCを持っていなくて、とりあえず安くて動画編集ができるPCが欲しい方におすすめです。
Legion T570i
価格 | 164,800円(割引価格)11/24時点 199,980円(通常価格) |
CPU | Core i7-12700F |
GPU | RTX 3060Ti |
SSD | 512GB (PCIe NVMe/M.2) |
HDD | 1TB (7200rpm/シリアル ATA/3.5 インチ) |
メモリ | 16GB DDR5-4800 |
電源 | 500W/AC 100V 80PLUS BRONZE認証 |
ゲームと動画編集どちらも快適にこなしたい方におすすめのゲーミングPCです。
値段の割に性能が高く、ゲームでも動画編集でも快適に操作できます。
また、512GBのSSDに加えて、1TBのHDDも搭載しているため、多くの動画を保存しておけます。
コスパが良いゲーミングPCが欲しい方におすすめです。
Legion T750i
価格 | 242,990円(税込み) |
CPU | Core i9-10900K |
GPU | RTX 3080 |
SSD | 1TB (PCIe NVMe/M.2) |
HDD | 2TB (7200rpm/シリアルATA/3.5インチ) |
メモリ | 32GB DDR4-3200 |
電源 | 850W/AC 100-240V 80PLUS GOLD認証 |
ゲームも動画編集も最高の環境でこなしたい方におすすめのゲーミングPCです。
最高クラスのスペックを持っており、ゲームでも動画編集でもストレス無く快適に操作できます。
ストレージもSSD1TB+HDD2TBで、3TBもあるため、動画を保存しておいても足りなくなることがありません。
最高スペックのゲーミングPCを長く使っていきたいという方におすすめです。
ゲーミングPCで動画編集したい人によくある疑問
ここでは、ゲーミングPCで動画編集したい人によくある疑問をご紹介します。
ぜひ気になった疑問を確認してみてください。
中古で買うのは大丈夫なの?
中古でゲーミングPCを買うのは基本的におすすめしません。
なぜかと言うと、中古はラインナップが少ない上に、保証も短い、もしくはないので、長持ちしない可能性が高いからです。
中古で買ったゲーミングPCが故障した際、保証がないと自分で修理するか、買い替えるかをする必要があります。
PCに関する知識があれば対処できますが、基本的には、新品の方が安心して使えるのでおすすめです。
また、中古の個人売買では、保証がない上に、場合によってはスペックの詐称などもあるため、注意しましょう。
ノートとデスクトップどっちが良い?
ゲームと動画編集、どちらの観点から見てもデスクトップがおすすめです。
理由は、デスクトップの方が性能が高く、故障のリスクも低いからです。
ノートPCは、小型化にコストがかかっており、性能の割に値段が高くなっています。
また、パーツが一体化しているため、熱を逃がすのが苦手で、熱による故障も多いです。
その点デスクトップは、ケースが大きいため熱が逃しやすく、パーツの交換も簡単なので、性能面での寿命も長いです。
性能や寿命、コスパなどいろいろな視点から見て、デスクトップの方がゲームや動画編集には有利と言えます。
動画編集だけならグラフィックボードは必要ない?
動画編集だけなら、グラフィックボードの性能は低くても問題ありません。
ただし、グラフィックボードの性能が良い方が、エンコードの時間が短縮されて快適になります。
そのため、エンコードの時間を短縮してより快適に動画編集をしたい場合は、グラフィックボードもある程度高性能なものを選ぶと良いでしょう。
ゲームも快適に遊びたいという場合は、グラフィックボードは必須なので、高性能のグラフィックボードが必要です。
グラフィックボードのおすすめは、GeForceのRTXシリーズ。
予算にもよりますが、その中でもRTX 3060はコスパが良くておすすめです。
ゲームメインだからグラフィックボード重視で選んで良い?
ゲームを快適に遊びたい場合は、グラフィックボード重視で選んで問題ありません。
ゲームは特にグラフィックボードの性能が大切なので、ゲームをしたい場合はグラフィックボードは重視しましょう。
逆に、動画編集メインの場合は、グラフィックボードの性能はそこそこでも良いので、CPUやメモリを重視しましょう。
ゲームメインの方は、GeForceのRTXシリーズのグラフィックボードがおすすめです。
コスパ重視の場合はRTX 3060、性能重視の場合はRTX 3070以上を選びましょう。
まとめ
ここまで、ゲーミングPCと動画編集用PCの違いや、ゲーミングPCで動画編集ができるかについて解説してきました。
改めて、今までの内容を振り返ってみましょう。
- ゲーミングPCと動画編集用PCは、「GPUの得意分野」が違う
- しかし、最近はその差も埋まってきているため、心配いらない
- 基本的にはどちらも性能が高いので、ゲームと動画編集どちらもできる
- CPUは最低でもCore i5・Ryzen 5
- 4Kの動画編集もやりたいならCore i7・Ryzen 7
- メモリは最低でも16GB、32GBあれば快適
- ストレージは、最低でも512GB、できれば1TB以上
- 動画編集を頻繁にして、たくさん動画を保存するときは2TB以上も視野に入れる
ゲーミングPCと動画編集用PCをそれほど大きな差はなく、それよりも基本的なPCの選び方を知ることが大切です。
ゲーミングPCの選び方を知って、自分に合ったものを選べるようにしましょう。
最後までお読みくださりありがとうございました!