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「ゲーミングPCと普通のPCって、何が違うんだろう」
「ゲーミングPCじゃないとゲームはできないの?」
というような疑問をお持ちではありませんか?
そこで本記事では、
- ゲーミングPCと普通のPCの違い
- ゲーミングPCを使うメリット
- ゲーミングPCを使う上でデメリットや注意点
- ゲーミングPCはどんな人におすすめか
- ゲーミングPCの買い方
について解説します。
6分くらいで読めて、ゲーミングPCに関する情報が理解できるので、ゲーミングPCについて興味がある方はぜひご一読を!
目次
ゲーミングPCと普通のPCの違いは?ゲーミングPCは高いだけじゃない!
ゲーミングPCと普通のPCはどう違うのでしょうか?
結論を言うと、ゲーミングPCと普通のPCでは、搭載されているパーツの性能が大きく異なります。
ここでは、ゲーミングPCと普通のPCの違いを解説します。
ゲーミングPCはグラフィックボードが搭載されている
ゲーミングPCは普通のPCに比べてグラフィックボードの性能がとても高いです。
そもそも、グラフィックボード(GPU)とは画像を処理するためのパーツで、PCの性能に大きく関わっています。
ゲームをするにはリアルタイムで映像をきれいに映す必要があるため、性能が高いグラフィックボードが必要です。
とくに、ApexなどのFPSゲームではグラフィックボードの性能が大切で、勝率にも大きく関わってきます。
そのため、ゲーミングPCには処理性能が高いグラフィックボードが搭載されています。
一方、普通のPCはCPUに内蔵されたグラフィックボードを使っていて、画像を処理する性能が低いです。
ですので、普通のPCではゲームをしても映像をきれいに映せず、カクカクして快適にプレイできません。
ゲームを快適にプレイしようと思ったら、高性能のグラフィックボードを搭載したゲーミングPCが必須です。
ゲームによって必要な性能は大きく変わってくるので注意しましょう。
大容量なメモリが搭載されている
ゲーミングPCは、普通のPCよりもメモリの容量が多いです。
ゲームではメモリの容量が少ないとカクカクして快適に遊べないため、容量が多いものが搭載されています。
普通の事務用PCは、メモリが4~8GB程度で問題なく使えます。
それに対し、ゲーミングPCのメモリは16~32GBの大容量なものがほとんどです。
ゲーミングPCを選ぶ際は、メモリが16GB以上のものを選ぶと良いでしょう。
ゲーミングPCは排熱性能が高い
ゲーミングPCは普通のPCよりも排熱性能(熱を逃がす性能)が高いです。
なぜ排熱性能が高いかと言うと、ゲームをするとPCに高負荷がかかり、PC内の温度が上がるからです。
そもそもPCは熱に弱く、PC内部に熱をためないことが重要。
PC内部の温度が上がりすぎると、性能が低下したり、パーツが故障するなどのトラブルが起きてしまいます。
そのため、熱が出やすいゲーミングPCでは普通のPCと違い、排熱性能が高い冷却装置が搭載されています。
高品質かつ大容量の電源ユニットが搭載されている
ゲーミングPCには、高品質で容量の大きい電源が使われています。
ゲーミングPCは、普通のPCより高性能のパーツを使用するため、消費電力も大きいです。
そのため、高品質で大容量の電源がないと、上手くパーツの性能を活かせません。
ゲーミングPCの電源は一般的に「80PLUS認証」という、電源効率が高い高品質な電源が使用されています。
高品質な電源を選んでおくと、ゲーミングPCの寿命が長持ちしやすくなります。
ゲーミングPCを使うメリットは?
ゲーミングPCを使うとどのようなメリットがあるのでしょうか?具体的には以下の3つになります。
- ゲーム機よりもゲームを快適にプレイできる
- ゲームプレイの配信が快適にできる
- 動画編集などのクリエイティブな作業にも使える
ここでは、ゲーミングPCを使うメリットを解説します。
ゲーム機よりもゲームを快適にプレイできる
ゲーミングPCを使うメリットの1つ目は「ゲーム機よりもゲームを快適にプレイできる」ことです。
ゲーム機の場合、フレームレートが60fps近くに制限されていたり、重いシーンでは少しカクつくことがあります。
一方、性能が高いゲーミングPCなら、高いフレームレートや高いグラフィック設定でゲームをプレイできて快適です。
※フレームレート(fps)とは、動画が1秒間に何枚の画像で構成されているかを示す単位のこと。
↓fpsごとでの、見え方の違い
とくにApexのようなFPSゲームでは、fpsの違いが勝率に大きく影響してきます。
そのため、FPSで憧れの配信者やプロのようにプレイしたいと思ったら、性能の高いゲーミングPCが必須です。
ゲーム機よりも快適な環境でゲームをプレイしたい場合は、ゲーミングPCがおすすめです。
ゲームプレイの配信が快適にできる
ゲーミングPCを使うメリットの2つ目は「ゲームプレイの配信が快適にできる」ことです。
ゲームをしながらライブ配信をするには、PCに高い性能が求められます。
その点、ゲーミングPCは性能が高いため、ゲームをしながら配信をすることも可能です。
普通のPCでは、ゲーム配信どころか、快適にゲームをするだけでも難しいでしょう。
ゲーム配信を考えている方にとって、性能の高いゲーミングPCは必須です。
ただし、ゲーム配信を快適にするには、できればCPUに「Core i7」を搭載しているゲーミングPCがおすすめです。
動画編集などのクリエイティブな作業にも使える
ゲーミングPCを使うメリットの3つ目は「動画編集などのクリエイティブな作業にも使える」ことです。
動画編集や3DCGなどのクリエイティブな作業には、高いPC性能を求められることが多いです。
その点、ゲーミングPCなら、性能が高いため、「動画編集、3DCGの作成」などのクリエイティブな作業にも問題なく使えます。
そのため、ゲームだけでなく、クリエイティブな作業もしたい方にはゲーミングPC1台あればとても便利です。
ゲーミングPCを使う上でデメリットや注意点は?
ゲーミングPCは普通のPCよりも性能が高く、できることが多いですが、デメリットはあるのでしょうか?具体的には以下の3つになります。
- ゲーミングPCの価格が高い
- デスクトップが主流で大きくて持ち運びはできない
- 電気代が普通のPCに比べて高くなる
ここでは、ゲーミングPCのデメリットや注意点を解説します。
ゲーミングPCの価格が高い
ゲーミングPCを使うデメリットの1つ目は「ゲーミングPCの価格が高い」ことです。
ゲーミングPCは、普通のPCより高性能なため、価格が高いです。
事務用PCは4万円~10万円の値段が一般的。
それに対し、ゲーミングPCは最低でも10万円、高いものだと80万円のものもありとても高価です。
快適にゲームをするには、15万円~30万円のゲーミングPCが必要となります。
また、ゲーミングPC以外にも必要となる周辺機器があるので、上乗せで数万円かかってしまいます。
ゲーミングPCは高価なため、なんとなくでゲーミングPCを買ってしまうと、買ってから後悔するので注意しましょう。
そのため、ゲーミングPCを買うときは、自分に必要なものを見極めるのが大切です。
デスクトップが主流で大きくて持ち運びはできない
ゲーミングPCを使うデメリットの2つ目は「デスクトップが主流で大きくて持ち運びはできない」ことです。
デスクトップ型のゲーミングPCは大きく、重量も10kg近くあるため持ち運びのは難しいでしょう。
そのため、どうしても持ち運びがしたいという方には、ゲーミングノートPCをおすすめします。
ゲーミングノートPCならサイズも小さく、重量も軽いので、持ち運びには便利です。
しかし、ゲーミングノートPCには、コスパが悪い・寿命が短いなどのデメリットもあります。
そのため、しっかりと特徴を確認してから選ぶようにしましょう。
↓そんなゲーミングノートPCの特徴は、こちらの記事からご確認ください。
電気代が普通のPCに比べて高くなる
ゲーミングPCを使うデメリットの3つ目は「電気代が普通のPCに比べて高くなる」ことです。
ゲーミングPCは消費電力量が多いため、普通のPCよりも電気代が高くなります。
電気代は、「消費電力(kWh)×電気料金(円)×使用時間=電気代(円)」で求められます。
実際に1ヶ月の電気代をシミュレーションしてみましょう。
普通のPCの消費電力量を100W、ゲーミングPCの消費電力量を500W、使用時間を1日5時間とします。
普通のPC
0.1×31×5×30=465円
ゲーミングPC
0.5×31×5×30=2,325円
差を見ると、ゲーミングPCの方が1ヶ月に1,860円高い電気代を支払うことになります。
このように、ゲーミングPCは普通のPCよりも電気代がかかるので注意しましょう。
ゲーミングPCはどんな人におすすめ?
ここでは、どんな人がゲーミングPCを使うのにおすすめなのかをご紹介します。
ゲームをより快適にプレイしたい人
ゲームをより快適にプレイしたい人はゲーミングPCがおすすめです。
ゲーミングPCなら、グラフィック設定を高くしたり、144fps、240fpsでゲームができます。
※フレームレート(fps)とは、動画が1秒間に何枚の画像で構成されているかを示す単位のこと。
とくにApexやValorantoなどのFPSゲームでは、性能が高いPCの方が有利に戦えることが多いです。
「ゲームをもっと楽しみたい」
「ゲームでもっと強くなりたい」
このような人は、ゲーミングPCを使うのがおすすめです。
ゲーム配信をしたい人
ゲーム配信をしたい人はゲーミングPCが必須です。
ゲーム配信をするには、高性能のゲーミングPCが必要で、普通のPCでゲーム配信をするのは難しいです。
とくにFPSや処理が重いゲームをプレイしながら配信するには、ハイスペックのゲーミングPCが必要となってきます。
そのため、ゲーム配信を考えている人はスペックが高いゲーミングPCを使いましょう。
ゲーム以外にも動画編集や3DCGなどのクリエイティブ作業もしたい人
ゲームだけでなく、動画編集や3DCGなどの作業もしたい人はゲーミングPCがおすすめです。
ゲーミングPCは性能が高いため、1台でゲーム以外にもさまざまな作業ができます。
事務作業はもちろん、動画編集や3DCGなどのクリエイティブな作業で使用しても問題ありません。
そのため、ゲーム以外にもクリエイティブな作業をしたい人はゲーミングPCを持っておくと便利です。
ゲーミングPCの買い方は?他にも必要なものはある?
ゲーミングPCに興味はあるけど、どうやって買うのが良いかわからない人も多いでしょう。
ここでは、ゲーミングPCの買い方やその他に必要なものについて解説します。
ゲーミングPCはどこで買えば良いの?
ゲーミングPCはECサイトやBTOメーカー、メルカリなどのフリマサービスで買えます。
そのなかでも、BTOメーカーで買うのがおすすめです。
BTOメーカーで買うメリットは4つあります。
- コスパが良い
- 保証が付いていて安心
- 自分に合った性能のゲーミングPCを見つけやすい
- カスタマイズができるので、自分好みのゲーミングPCにできる
保証が付いているとトラブルが起きてもメーカーが対応してくれるため、とくに初心者には嬉しいポイントです。
自作にこだわりがあるというわけでないなら、BTOメーカーでゲーミングPCを買うのをおすすめします。
とは言え、BTOメーカーは種類が多いため、どこが良いのか迷うことも多いと思います。
初心者におすすめのBTOメーカーを紹介しているので、ぜひこちらの記事もご確認ください。
ゲーミングPCに必要なものは?一式で買うといくらかかる?
ゲーミングPCと周辺機器セットで買うと、安くて14~5万円、高くて40万~50万円ほどかかります。
ゲーミングPCには、セットで必要な機器が主に4つあります。
- モニター
- マウス
- キーワード
- マウスパッド
ゲーミングPCと周辺機器は、こだわれば価格も高くなるが、安く抑えることも可能です。
ここでは、ミドルクラスのゲーミングPCと、定番の周辺機器で揃えた場合の金額を見てみましょう。
ゲーミングPC | 15万円~20万円 |
モニター(144Hz) | 18,000円~25,000円 |
マウス | 8,000円~1,5000円 |
キーボード | 6,000円~13,000円 |
マウスパッド | 2,000円~5,000円 |
総額 | 184,000円~258,000円 |
このように、定番のデバイスで揃えると、18万円~25万円ほどかかります。
あくまで目安ではありますが、ゲーミングPC選びのご参考にしてください。
ゲーミングPCにセールはある?おすすめの買い時は?
ゲーミングPCを販売しているBTOメーカーでは、定期的にセールが開催されます。
セール時にゲーミングPCを買えば、目的のゲーミングPCをお得に買えるのでおすすめです。
ものによっては、5万円以上値引きされていることもあるので、気になる方はぜひ確認してみてください。
セールが開催されるのは以下のような時期です。
12月~1月:年末年始セール
3~4月:新生活応援セール
6~7月:サマーセール
BTOメーカーによっては、この時期以外にもセールを開催していることがあります。
そのため、セール時の購入を狙っている方は、BTOメーカーの情報を要チェックです。
ゲーミングPCによくある疑問
最後に、ゲーミングPCに関するよくある疑問をご紹介します。
簡単によくある疑問をまとめると以下の通りです。
- デスクトップとノートどっちが良い?
- 基本的にはデスクトップがおすすめ
- ゲーミングPCは自作した方が安くなる?
- 自作とBTOメーカーで購入するのでは、値段に大差はありません
- 中古で買うのは良いの?
- 基本的に中古でゲーミングPCを買うのはおすすめしません
もし中古で買うなら、保証があるパソコン工房の中古販売がおすすめ
それぞれの詳しい解説は以下の通りです。
デスクトップとノートどっちが良い?
基本的にはデスクトップがおすすめです。
デスクトップをおすすめする理由は3つあります。
- コスパが良い
- 排熱性能が高い
- カスタマイズ性が高い
このように、デスクトップはノートよりも性能が高く、長く使えるためおすすめです。
持ち運びが必要でなければ、デスクトップを選ぶと良いでしょう。
ゲーミングPCは自作した方が安くなる?
最近では、自作とBTOメーカーで購入するのでは、値段に大差はありません。
そのため、自作にこだわりがない場合は、BTOメーカーでゲーミングPCを買うのがおすすめです。
自作だと自分でパーツを選んで組み立てる必要があり、トラブルにも自分で対処する必要があります。
そのため、PCに関する知識があまりない方はBTOメーカーを選んだ方が安全でしょう。
中古で買うのは良いの?
中古でゲーミングPCを買うのはおすすめしません。
おすすめしない理由は4つあります。
- 保証が付いていない
- 新品よりも寿命が短い
- 目的のスペックを持ったゲーミングPCが見つかりづらい
- メルカリなどの個人売買ではスペック詐称などもある
これらの理由から、中古でゲーミングPCを買うのはおすすめしません。
特に、オークションなどの個人売買では、「不具合が出ても自己責任、壊れていても返品できない」ので、絶対に個人売買で買うのはおすすめしません。
もし、中古のゲーミングPCを買うなら、保証があるパソコン工房の中古販売がおすすめです。
まとめ
ここまで、ゲーミングPCと普通のPCの違いに関してお伝えしてきました。
あらためて、今までの内容を振り返ってみましょう。
- ゲーミングPCには高性能のグラフィックボードが搭載されている
- ゲーミングPCには、16~32GBの容量が大きいメモリが搭載されている
- ゲームをすると熱が発生するため、ゲーミングPCは排熱性能が高い
- ゲーミングPCは、高品質かつ大容量の電源が搭載されている
- ゲーム機よりも設定を高くして、快適な環境でゲームをプレイできる
- ゲーム配信を快適にできる
- 動画編集などのクリエイティブな作業もこなせる
- ゲーミングPCは10万円~80万円ほどと、価格が高い
- デスクトップ型が多いので、持ち運びができない
- 電気代が普通のPCより高くなる
- ゲームを快適な環境でプレイしたい人
- ゲーム配信をしてみたい人
- ゲームだけでなく、動画編集や3DCGなどのクリエイティブな作業もしたい人
- ゲーミングPCを買うなら、BTOメーカーがおすすめ
- ゲーミングPC以外に、モニター、マウス、キーボード、マウスパッドなどの機器が必要
- 定番のゲーミングPCや機器で揃えると、大体18万円~25万円かかる
- BTOメーカーでは、12月~1月、3月~4月、6月~7月にセールが開催されている
ゲーミングPCを使うことで、ゲームを快適にプレイできます。
ゲームを思いっきり楽しみたいという方は、ぜひゲーミングPCを使ってみてください。
最後までお読みくださりありがとうございました!