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「ゲーミングノートPCはやめとけ。おすすめしない。」
皆さんもこのように言われているのを聞いたことがあるのではないでしょうか。
たしかに、ゲーミングPCを購入する際、ゲーミングノートPCを購入するのはおすすめできません。
この記事では、ゲーミングノートPCはやめとけと言われている理由やおすすめしない理由について解説します。
私のように、ゲーミングノートPCを買ってから、「あー、やっぱりデスクトップにしておけば良かった」とならないよう、ゲーミングノートPCについてしっかりと確認しましょう。
7分くらいで読めて、ゲーミングノートPCを買うかの判断ができるようになるので、ぜひ最後までお読みください！
目次
ゲーミングノートPCはやめとけ？おすすめしないデメリットとは？
ゲーミングノートPCには、多くのデメリットがあり、知らずに購入すると後悔する可能性があります。
逆に、デメリットを知っておくことでゲーミングノートPCが自分に必要かどうかを判断することができます。
ここでは、そんなゲーミングノートPCのデメリットを解説します。
故障率が高く寿命が短い
ゲーミングノートPCはデスクトップに比べて、故障する確率が高いため、寿命が短いです。
その理由は、排熱性能が低いことにあります。
PCというのは、熱に弱いため、正常な動作のためにその熱を逃がすことが重要です。
排熱性能が低いと、PC内に熱がこもってしまい、パーツに負荷がかかり故障しやすくなってしまいます。
また、発熱がひどいと、意図的に性能を下げて発熱を抑えるようにリミッターがかかってしまうので、PCの本来の性能を発揮することが難しくなります。
なので、ゲーミングノートPCは排熱性能が低いことから故障の確率が高い上に、発熱によって性能が低下することがあるので注意が必要です。
基本的に割高でコスパが悪い
ゲーミングノートPCは、同じような性能のデスクトップPCと比べても、かなり割高になっています。
同じ性能でも価格が高くなってしまう理由は、小型化にコストがかかるためです。
小型化にコストがかかるので仕方がないとはいえ、同じ性能で排熱性能まで高いため、デスクトップPCの方がコスパが良いと言えます。
コスパを気にする人は、「絶対にゲーミングノートPCはやめとけ」と言わざるを得ません。
外部モニターやキーボードが無いとより快適にゲームができない
ゲーミングノートPCは外部モニターやキーボードを別途に購入しないと、ゲームを快適にプレイできない可能性があります。
一応、ゲーミングノートPCには、モニターとキーボードが最初から付いているので、別で用意しなくても使えます。
しかし、モニターが小さいかったり、リフレッシュレートが低いことがあり、あまり快適にゲームができるとは言えません。
※リフレッシュレートとは、1秒間にモニターが何回更新されるかをHzという単位で表したもの。
性能は良いのに、リフレッシュレートが60HzしかないというゲーミングノートPCも多くあり、注意が必要です。
私の友人にも、ゲーミングノートPCを買ったけど60Hzまでしかでないため、後からモニターを購入した人がいました。
キーボードも小型化による影響でキーが小さいくなっており、押し間違えしやすいです。
そのため、キーボードも別で用意したほうが、操作性が上がってよりゲームを快適にプレイできます。
このように、ゲーミングノートPCを買ったのに、結局モニターやキーボードを別で買うということが起こるのは大きなデメリットです。
バッテリー駆動だと充電を気にする必要がある
ゲーミングノートPCのメリットでもあるバッテリー駆動ですが、バッテリー残量が少ないと性能低下にも繋がるため気を付ける必要があります。
バッテリー残量が減ってくると、消費電力を抑えようとPCの性能を下げることがあります。
ゲームの途中で突然重くなったということもあるので、ゲーミングノートPCをバッテリー駆動する際は、充電を気にしなければいけません。
パーツ交換などのカスタマイズができない
ゲーミングノートPCは、パーツのカスタマイズをすることができません。
ゲーミングノートPCはデスクトップとは違い、メモリ容量の増設やSSDの追加といった簡単なカスタマイズしかできないです。
パーツ交換のカスタマイズができないと、ストレージの容量不足や、故障したときに本体ごと買い換える必要があります。
一方、デスクトップなら、パーツ交換のカスタマイズが簡単で、万が一故障しても、故障したパーツだけを交換すればまた問題なく使えます。
カスタマイズができるかどうかは、PCの寿命に大きく影響します。
その点で、ゲーミングノートPCは不利と言えるでしょう。
ゲーミングノートPCのメリットは？
ここでは、ゲーミングノートPCのメリットを解説します。
どんなメリットがあるかを知って、ゲーミングノートPCが自分に必要か判断できるようにしましょう。
省スペースで高スペックなPCを持ち運びができる
ゲーミングノートPCはデスクトップよりも省スペースで設置できるというメリットがあります。
特に、デスクトップPCを置くスペースがない人にとって、ゲーミングノートPCは省スペースで高スペックなPCを使える有効な手段です。
また、ゲーミングノートPCは持ち運びができるので、外出先でもゲームや作業に取り組めます。
デスクトップではできない外での作業が可能なため、時間の有効活用ができると言えます。
バッテリーがあるので電源が無くても使える
ゲーミングノートPCは、搭載されたバッテリーで動かせるメリットがあります。
バッテリーで動いているので、もし突然、停電が起きたとしても電源が切れる心配がありません。
パソコンは突然電源が切れると、データが飛んだり、復旧作業が必要だったりします。
ゲーミングノートPCの場合は、停電してもバッテリーで動くことができるため、そういった事態にも対処できます。
また、バッテリーがあれば、電源がない場所でも使えるので便利です。
モニターやキーボードが無くても使える
ゲーミングノートPCは、最初からモニターとキーボードがあるので、必ずしも別で買う必要はないというメリットがあります。
逆にデスクトップだと、絶対に本体とは別でモニターやキーボードを買わないといけません。
しかし、本体のモニターやキーボードは操作性が悪かったり、モニターと顔の距離が調節しづらかったりと、使いにくさを感じることもあります。
そのため結果的には、モニターやキーボードを別で用意した方が快適にゲームができることが多いため注意が必要です。
ゲーミングノートPCを買うべき人は？
以下に当てはある人は、ゲーミングノートPCの購入を検討することをおすすめします。
- デスクトップPCを置くスペースがなく、省スペースでPCを使いたい
- PCを持ち運ぶ機会が多く、自宅以外でもゲームや作業をしたい
- デスクトップPCを持っているけど、サブで持ち運びのできるスペックの高いPCが欲しい
逆に、これらに当てはまらない場合は、デスクトップPCがおすすめです。
デスクトップPCはゲーミングノートPCよりコスパが高く、性能面でも優れているため、基本的にはデスクトップPCを購入するのが良いと言えます。
私も、何も考えずにノートPCを買って、やっぱりとデスクトップPCにしておけば良かったと思った経験があります。
自分がPCをどう利用したいかを確認して、自分に必要なものを選ぶことが重要です。
おすすめのゲーミングノートPC4選！
ここでは、おすすめのゲーミングノートPCを4つご紹介します。
価格帯ごとにおすすめのゲーミングノートPCを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
10万円前後で買えるおすすめゲーミングノートPC
LEVEL-15FH121-i5-UXSX
| 価格 | 109,800円（税込み） |
| CPU | Core i5-1135G7 |
| GPU | Iris Xe Graphics |
| SSD | 500GB NVMe対応 |
| HDD | ー |
| メモリ | 16GB DDR4-3200 |
| ディスプレイサイズ | 15.6型(非光沢カラー液晶) |
10万円ほどの安い価格でゲーミングノートPCを購入したい方におすすめです。
FPSのようなゲームは少々厳しい部分もありますが、その他のゲームなら問題なく遊べます。
価格が低いため、作業などもするサブ機として購入するのにも向いています。
IdeaPad Gaming 370
| 価格 | 127,820円（税込み） |
| CPU | Ryzen 5 6600H |
| GPU | GeForce RTX 3050 Laptop GPU |
| SSD | 512GB |
| HDD | ー |
| メモリ | 16GB DDR5-4800 |
| ディスプレイサイズ | 16.0型 WUXGA IPS液晶 |
10万円を少し超えても大丈夫という方におすすめのゲーミングノートPCです。
ローエンドのPCの中では高い性能になっていて、どのゲームでもある程度遊べてしまいます。
比較的思いゲームでも、設定を下げれば遊ぶこともできるため、安い価格で色々なゲームを遊びたい人におすすめです。
15万円前後で買えるおすすめゲーミングノートPC
| 価格 | 160,050円（税込み） |
| CPU | Ryzen 7 6800H |
| GPU | RTX 3060 Laptop GPU |
| SSD | 512GB |
| HDD | ー |
| メモリ | 16GB DDR5-4800 |
| ディスプレイサイズ | 15.6 型 WQHD IPS 液晶 |
予算が15万円前後の方におすすめのゲーミングノートPCです。
Apex Legendsでも設定によっては144fps以上を狙えて、FPSゲームでも活躍できる性能を持っています。
快適に色々なゲームを遊びたい方におすすめです。
20万円前後で買えるおすすめゲーミングノートPC
画像引用元：Lenovo公式サイト
| 価格 | 205,843円（税込み） |
| CPU | Core i7-12700H |
| GPU | RTX 3060 Laptop GPU |
| SSD | 1TB |
| HDD | ー |
| メモリ | 16GB DDR5-4800 |
| ディスプレイサイズ | 16.0型 WQXGA IPS液晶 |
予算が20万円前後の方におすすめのゲーミングノートPCです。
性能が高く、どのゲームでも快適に遊ぶことができます。
ストレージ容量も1TBあるため、容量が不足する心配もありません。
予算をあまり気にせず選べる方におすすめです。
まとめ
ここまで、ゲーミングノートPCはやめとけと言われている理由やゲーミングノートPCのデメリットなどについて解説してきました。
改めて今までの内容を振り返ってみましょう。
- ゲーミングノートPCは、デスクトップPCに比べて排熱性能が低いため、故障の可能性が高く寿命も短い
- 同じ性能のデスクトップPCよりも割高になってしまいコスパが悪い
- 本体のモニターやキーボードが使いづらく、別でモニターやキーボードを買う必要がでてくる
- バッテリー駆動の際は、充電を気にしながら使う必要がある
- パーツの交換が難しく、壊れたときは本体ごと買い換えないといけない
- デスクトップPCよりも省スペースで使用でき、持ち運びもできる
- 電源に繋げなくても使用できる
- モニターやキーボードが最初から付いているため、必ずしも買う必要がない
- デスクトップPCを置くスペースがなく、省スペースでPCを使いたい人
- PCを持ち運ぶ機会が多く、自宅以外でもゲームや作業をしたい人
- デスクトップPCを持っているけど、サブで持ち運びのできるスペックの高いPCが欲しい人
ゲーミングPCは価格が高く、間違った買い物をしてしまうと後悔します。
そのため、ゲーミングノートPCを購入しようかと思っている方は、特徴をしっかりと知って、自分に合った選択ができるようにしましょう。
最後までお読みいただけありがとうございました！
