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「ゲーミングPCはどうやって無線LANを接続するんだろう」
「ゲーミングPCでゲームをするとき、無線と有線どっちが良いの」
という疑問をお持ちではありませんか?
ゲーミングPCは、そのままでは無線LANに接続できないものもあるため、困りますよね。
そこで、この記事ではゲーミングPCを無線に接続する方法を解説します。
また、無線と有線のメリット・デメリットや、無線と有線のどちらが良いのかについても解説しています。
5分くらいで読めるので、ぜひご一読を!
目次
ゲーミングPCを無線Wi-Fi接続する方法は?
「ゲーミングPCを買ってみたけど、Wi-Fiに接続できなくて困ってる」という方も多いのではないでしょうか。
ここでは、ゲーミングPCをWi-Fi接続する方法を解説します。
デスクトップ型のゲーミングPCは無線LANアダプタ(子機)が必要
「Wi-Fiに接続する機能がない場合は、無線LANアダプタ(子機)を用意しないとWi-Fiは使えない」ので注意しましょう。
無線LANアダプタとは、PCに差し込むことによって、無線LAN(Wi-Fi)を使えるようにするアイテムのこと。
デスクトップ型のゲーミングPCは、基本的に有線接続で繋げることが多いので、無線WiFiで接続する機能がついていないものが多いです。
そのため、デスクトップ型のゲーミングPCでWi-Fiを使うときは、この無線LANアダプタが必要になります。
無線LANアダプタと使う際は、ルーター(親機)とセットで使わないと意味がないので注意しましょう。
ゲーミングノートPCなら無線LANカード内蔵なのですぐに無線で繋げられる
前述の通り、デスクトップ型のゲーミングPCで無線接続するには、別で「無線子機」が必要ですが、
ゲーミングノートPCなら、無線LANカードを内蔵しているため、初めから無線LANで繋げられます。
ノートPCは外で使用することもあるため、Wi-Fi接続することを想定されています。
そのため、ゲーミングノートPCでWi-Fiを使えない心配はほとんどありません。
もちろん、ゲーミングノートPCを有線で接続することも可能です。
もし無線LAN機能がない場合でも、デスクトップ型と同じように、無線LANアダプタを使用すればWi-Fi接続できるようになります。
スピードが速い無線LANルーターもあると回線速度が速くなっておすすめ
性能が良い無線LANルーターを使用すれば、回線速度が速くなって快適にゲームを遊べます。
そのため、無線でも快適にオンラインゲームをしたい方は、通信速度が速いゲーミングルーターがおすすめです。
通信速度は、Wi-Fiの通信規格(下記の表)を確認しましょう。
規格 | 最大通信速度 | 周波数 |
---|---|---|
IEEEE802.11ax (Wi-Fi 6) | 9.6Gbps | 2.4GHz帯・5GHz帯 |
IEEEE802.11ac (Wi-Fi 5) | 6.9Gbps | 5GHz帯 |
IEEEE802.11n (Wi-Fi 4) | 600Mbps | 2.4GHz帯・5GHz帯 |
IEEEE802.11g | 54Mbps | 2.4GHz帯 |
IEEEE802.11a | 54Mbps | 5GHz帯 |
IEEEE802.11b | 11Mbps | 2.4GHz帯 |
IEEEE802.11 | 2Mbps | 2.4GHz帯 |
表の上に行くほど新しい規格になっており、通信速度が速いです。
そのため、通信速度が速いルーターを探すときは、新しい規格のものを選ぶのがおすすめです。
また、無線LANアダプタは、Wi-Fi通信規格をルーター側と合わせておかないと、ルーターの最大通信速度を活かせないので注意しましょう。
ゲーミングPCの無線と有線のメリット・デメリットは?
ゲーミングPCでゲームを遊ぶ際、有線と無線では違いがいくつかあります。
遊ぶゲームの種類によっては、大きな影響があるので、よく確認しましょう。
ゲーミングPCを無線で繋ぐメリット・デメリット
ゲーミングPCを無線で繋ぐメリットとデメリットは以下の通りです。
- コードを使わないので、スッキリする
- 複数の機器で同時に接続できる
- 電波が届く範囲内なら、パソコンを自由に移動できる
- 有線LANに比べて通信速度が遅い
- 電波が届きにくい場所だと、回線が安定しない
- 距離によって通信速度が変わる
- 接続の設定をする必要がある
ゲーミングPCを無線で接続する主なメリットは、ケーブルを使わないので配線する必要がなく、スッキリします。
一方で、デメリットとして最も大きな問題が「通信速度の速さと安定性」です。
どうしても無線接続では、他の電子機器から発生する電磁波の影響を受けてしまうので、通信速度が不安定になりがちです。
特にオンライン対戦ゲームをプレイしたい人は、通信速度が不安定だと「ラグやゲームが落ちる」原因になります。
特に、WiFiルーターとの距離が遠い場合は、著しく速度が落ちるという問題があります。
ゲーミングPCを有線で繋ぐメリット・デメリット
次に、ゲーミングPCを有線で繋ぐメリットとデメリットは以下の通りです。
- 無線LANに比べて通信速度が速い
- 回線が安定する
- LANケーブルを繋げるだけで簡単に設定できる
- 無線LANよりセキュリティが安全
- ケーブルを繋げるため、配線が複雑になりやすい
- ルーターのポート数の分しか接続できない
- ケーブルが届く範囲でしか移動できない
- 接続台数を増やすにはLANケーブルが追加で必要
ゲーミングPCを有線で接続する主なメリットは、無線と違ってケーブルで接続するので「通信速度が安定して速い」ことです。
一方で、有線接続の最も大きなデメリットとしては「ケーブルが届く範囲でしか使えない」ことです。
特に、ゲーミングPCを使う部屋とは別の部屋にWiFiルーターがある場合は、ルーターまでの距離が遠いほど、長いLANケーブルが必要で、配線が面倒くさいです。
実際に、筆者も違う部屋にルーターがある為、15mのLANケーブルを使って有線接続しています。
有線接続するには、WiFiルーターとの距離が遠いほど、配線がごちゃごちゃで、面倒です。
ゲーミングPCは無線と有線どっちが良い?無線で快適にゲームできる?
ゲーミングPCでゲームを遊ぶには、無線と有線のどちらが良いのでしょうか。
結論を言うと、オンライン対戦ゲームをプレイするなら絶対に有線で接続した方が良いです。
ここでは、ゲーミングPCは無線と有線どちらが良いのかを解説します。
オンライン対戦ゲームをやるなら絶対に有線がおすすめ
FPSやバトロワなどのオンライン対戦ゲームをやる場合は、絶対にゲーミングPCは有線接続をおすすめします。
有線が良い理由は、オンラインの対戦ゲームでは、リアルタイムで対戦するため、遅延(ラグ)があると不利になってしまうからです。
無線でもオンラインゲームができないわけではありません。
しかし、有線に比べて通信速度が遅く、安定しないことがあるため、ラグが起こり快適に遊べなかったり、途中で回線落ちして味方に迷惑をかけることもあります。
一方、有線だと通信速度が速く安定しているため、遅延などのトラブルなく快適に遊べます。
また、ラグが多いプレイヤーは、敵視点から見ても、かなり変な動きになるので、味方にも敵にも迷惑をかけます。
そのため、FPSやバトロワなどのオンライン対戦ゲームを遊びたい人は、ゲーミングPCは絶対に有線接続で遊ぶようにしましょう。
ソロゲーばかりでオンラインゲームをやらないなら無線でも良い
基本的にオンラインゲームをやらない人は無線でゲームをしても問題ありません。
一人でゲームをする場合やブラウザを開くくらいなら、それほど速い回線速度を必要としないため、無線でも快適にできます。
そのため、オンライン対戦ゲームなどをやらない人はゲーミングPCが無線接続でも問題ありません。
対戦ではないゲームやブラウザでも、通信速度を速くして快適にしたい場合は有線を使うのがおすすめです。
ゲーミングPCにおすすめの有線LANケーブル
ここでは、ゲーミングPCでゲームをするのにおすすめの有線LANケーブルをご紹介します。
LANケーブルを選ぶ際は、LANケーブルの通信規格(下記)を確認しましょう。
規格 | 最大通信速度 |
---|---|
CAT8 | 40Gbps |
CAT7 | 10Gbps |
CAT6A | 10Gbps |
CAT6 | 1Gbps |
CAT5e | 1Gbps |
CAT5 | 100Mbps |
FPSなどのオンライン対戦ゲームをしたい場合は、CAT6A以上のLANケーブルがおすすめです。
オンライン対戦ゲームをしない場合は、CAT6を目安にすると良いでしょう。
BUFFALO LANケーブル BSLS6AFU05BK
種類 | フラットタイプ |
通信規格 | CAT6A |
長さ | 0.5m~10m |
コスパが良いLANケーブルが欲しい方におすすめです。
ツメが180度曲げても折れない素材でできているため、抜き挿しをしても壊れる心配がありません。
また、抜き挿しがしやすいデザインになっているため、抜き挿しができなくてイライラすることないのもうれしいポイント。
通信規格がCAT6Aなので、オンライン対戦ゲーム以外のゲームでは十分な通信速度です。
UGREEN LANケーブル 11260JP
種類 | フラットタイプ |
通信規格 | CAT7 |
長さ | 1m~20m |
コスパが良くて通信速度が速いLANケーブルが欲しい方におすすめです。
通信規格がCAT7なため、高速伝送が可能で、通信が安定して速いのが特徴。
ケーブルが柔軟で取り回しが良いため、配線がしやすいのもうれしいポイントです。
FPSなどのオンライン対戦ゲームでも、十分な性能です。
UGREEN LANケーブル 11260JP
種類 | 丸型 |
通信規格 | CAT8 |
長さ | 1m~20m |
通信速度が速いLANケーブルが欲しい方におすすめです。
通信規格がCAT8と最上位のモデルなため、ノイズ干渉に強く、速く安定した通信が可能です。
また、高強度メッシュ素材が採用されており、断線しづらい作りになっているので、耐久力も充分。
安定して速い回線で、快適にゲームをしたい方は使って損はありません。
ゲーミングPCにおすすめの無線LANアダプタ
EDUPLINK EP-AC1686
ゲームにも問題なく使える、使いやすい無線LANアダプタが欲しい方におすすめです。
USBポートに挿すだけで使えるため、面倒な設定をする必要がありません。
また、デュアルバンドに対応しているため、2.4GHzと5GHzどちらでも使えます。
18ヶ月間の保証がついているのもうれしいポイントです。
BUFFALO WI-U2-433DHP/N
通信速度が速い無線LANアダプタが欲しい方におすすめです。
ビームフォーミングという機能が搭載されているため、PCとルーターの間に障害物があっても安定した通信ができます。
そのため、ルーターとPCに距離がある方や、ルーターとPCが別の階にあるという方にもおすすめです。
ノートPCに対応と書いてあるが、デスクトップでも問題なく使えます。
まとめ
ここまで、ゲーミングPCを無線で繋ぐ方法や、無線と有線どちらが良いかについて解説してきました。
あらためて、今までの内容を振り返ってみましょう。
- 無線LAN機能がついていないゲーミングPCでWi-Fiを接続するには、ルーターと無線LANアダプタを用意する必要がある
- ゲーミングノートPCのほとんどは、ルーターさえあればWi-Fi接続ができる
- FPSなどのオンライン対戦ゲームをやる場合は、通信速度が安定していて速い有線を使おう
- オンライン対戦ゲームをせず、ソロゲー中心の場合は、無線でも問題ない
ゲーミングPCでも無線を使えますが、ルーターや無線LANアダプタの通信規格を確認しておく必要があります。
必要な機器さえ揃えれば簡単にWi-Fiを使えるようになるので、PC初心者の方はこの記事を読んで、Wi-Fiを使えるようにしてみてくださいね。
最後までお読みくださりありがとうございました!